小型機が建物に墜落、2人死亡 米イリノイ州
(CNN) 米イリノイ州で13日正午ごろ、小型機が墜落し、当局によれば、2人が死亡した。
米連邦航空局(FAA)によれば、単発機のムーニーM20の操縦士が、シカゴの南約273キロに位置するハンナシティーの幹線道路近くに墜落する前にエンジンに異常が発生したと報告していた。墜落時には2人が搭乗していた。
ピオリア郡の検視官の声明によれば、目撃者は、飛行機が下降している間、エンジンが止まりかけている音を耳にしたという。
操縦士は路上の車両の間を抜けるよう操縦したが、着陸時に建物に衝突した。
男性の搭乗者は当初は意識があった。しかし、機体から引き出されると急激に体調が悪化した。蘇生措置が行われたものの、現場で死亡が確認された。
女性の搭乗者は最初に診断した時点で意識がなく呼吸もしていなかった。蘇生措置が行われたものの、死亡が確認された。
FAAと米国家運輸安全委員会(NTSB)が墜落について調査を行う。