アリゾナ州など洪水の恐れ カリフォルニア州は異常な猛暑に警戒
(CNN) 米アリゾナ州からワイオミング州にかけての南西部で14日、700万人以上を対象とする洪水注意報が発令された。米南西部の広い範囲で同日午後から夕刻にかけて雷雨が予想されている。
洪水注意報の対象にはネバダ州ラスベガスも含まれる。ラスベガスでは先週、記録的な大雨による洪水のために2人が死亡していた。
15~16日にかけては注意報の範囲は狭まるものの、コロラド、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコの4州の州境付近の一帯は引き続き洪水の恐れがある。
米国立ハリケーンセンターによると、テキサス州南部でも大雨や雷雨が予想され、14日から数日の間に150ミリを超す雨が降る見通し。この影響で鉄砲水が発生する恐れもある。
一方、米国立気象局(NWS)は14日、米中部では平年を上回る猛暑が予想されるとして警戒を呼びかけた。
カリフォルニア州のサクラメント、フレズノ、ベーカーズフィールドなどセントラルバレー地域では、16日~18日にかけて37度を超す猛暑が続く見通しで、700万人を対象に注意報が出されている。