米空軍、核搭載可能な長距離ミサイル実験を実施

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米空軍が、核搭載可能なICBM「ミニットマン3」の発射実験を行った/U.S. Air Force/Airman 1st Class Ryan Quijas

米空軍が、核搭載可能なICBM「ミニットマン3」の発射実験を行った/U.S. Air Force/Airman 1st Class Ryan Quijas

(CNN) 米空軍は、核搭載可能な長距離ミサイルの実験を16日に実施したと発表した。

非武装の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」は米太平洋標準時の午前0時49分、実験用の再突入機を搭載してカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から発射され、マーシャル諸島近くの実験場まで約6760キロ飛行した。

米空軍は今回のミサイル実験について、「米国の核戦力の即応能力を実証し、核抑止力の殺傷性と有効性を確信させる」と説明。定期的に実施している発射実験は「米国の核抑止力は安全かつ安心で信頼性が高く、21世紀の脅威を抑止して我が国の同盟国を安心させる効果がある」とした。

実験は当初今月4日に予定されていたが、ナンシー・ペロシ下院議長の訪台に対する中国の反応への懸念から延期されていた。

米軍は精度と信頼性を検証する目的で、定期的に大陸間弾道兵器の実験を行っている。

ミニットマン3は、潜水艦発射弾道ミサイル「トライデント」および核搭載長距離戦略爆撃機とともに、米国の核戦力の3本柱を構成する。

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