国立公園で豪雨、160人が9時間足止め 米ニューメキシコ州
(CNN) 米ニューメキシコ州のカールスバッド洞窟群国立公園が20日、豪雨に見舞われ、来園者約160人が9時間近く足止めされた後、深夜に避難した。
米国立気象局(NWS)によると、園内では15ミリの雨を記録。河川の急激な増水に対する警報が出され、各所に濁流が押し寄せた。
身動きできなくなった来園者らは、深夜0時近くまでビジターセンターの建物に退避した。
その後、園外まで誘導されたが、テキサス州から訪れていた家族連れの男性はCNNとのインタビューで、「誘導なしでは通れないような場所が3~4カ所あった。怖かった」と話した。
地元当局は20日夜にツイッターを通し、公園が当面閉鎖されると伝えた。現地では保全チームが被害状況の調査や道路の片付け作業を続けている。