米クルーズ船、キューバ移民6人を救助
停電や食料不足が深刻化するキューバから米国を目指す移民は記録的な数に達している。米国境にたどり着いて亡命を希望する人々は通常、1960年代の特例法に基づいて永住権を与えられる。一方、海上で米沿岸警備隊に救助された場合は送還されるケースが多い。
米当局によると、昨年7月以降にメキシコ経由で米国に入ったキューバ人は17万5000人あまり、海上で見つかって送還されたのは4500人あまりだった。
6月にはフロリダ州キーウェスト沖で立ち往生していたキューバ人16人が、別のクルーズ船に救助された。