米、対無人航空機システム「バンパイア」をウクライナに供与へ

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(CNN) 米国防総省のカール次官(政策担当)は24日、ウクライナに対無人航空機システム「バンパイア」を供与する方針を明らかにした。カール氏の説明によると、これは本質的にミサイルを撃ち落とすために小型ミサイルを使用するシステムとなる。

バンパイアは24日に発表された米国の30億ドル(約4100億円)規模の対ウクライナ支援に盛り込まれた。

カール氏によると、米国は引き続きウクライナ軍に対し、米国や北大西洋条約機構(NATO)が供与した全てのシステムの運用訓練を行っている。訓練は兵器が到着した順に随時実施されているという。

今回の安全保障支援に含まれる複数のシステムについて、カール氏は「ウクライナ人が慣れていない全てのシステムの訓練を行う時間を取れる」との見方を示した。

今回の安全保障支援は、ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)基金を活用して行われる。国防総省の兵器在庫から直接供与するのではなく、産業界のパートナーによって調達や生産が行われるため、契約までに数カ月、ウクライナ到着までに1~3年かかる可能性があるという。

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