乱射事件で21人死亡の小学校、傷癒えぬまま迎えた新学期 米
クロスさんは夏休み中、学校区の責任と警察の対応を追及することにエネルギーを費やしてきた。
学校区は安全対策を強化するため、ユバルディ市内の学校に州公安当局の職員33人を配置すると発表した。さらに学校常駐の警官を新たに10人採用し、防犯カメラを500台追加する。
クロスさんはこれを評価する一方、防犯カメラなどを常に監視する専任の担当者を置くことなどを主張。市議会や教育委員会の会合には必ず出向いて運動を続けている。
テキサス州ではたばこや酒を買えるようになるのが21歳なのに、犯行に使われた攻撃用銃器は18歳から購入できるのはおかしいとも指摘。今は悲しみを闘志に変換していると語り、「この闘いにはだれもが参加するべきだ」「こんな思いをする家族がもう出ないことを願っている」と強調した。