米テキサス小学校銃乱射、犠牲者追悼の公園で発砲 ギャング関連か
(CNN) 5月に小学校で銃乱射事件が起きた米テキサス州ユバルディの警察によると、犠牲者らの追悼施設が設置された市中心部の公園で8日、発砲事件が発生し、未成年者2人が撃たれて病院へ運ばれた。
発砲があったのは午後5時半ごろ。詳しい状況や撃たれた2人の容体は分かっていない。警察は4人の身柄を拘束して事情を聴いている。
ユバルディのマクラフリン市長はCNNに、ギャング絡みの犯行との見方を示した。
同市のロブ小学校では夏休み直前の銃乱射事件で児童19人と教員2人が死亡。休み明けの新学期が数日前に始まったばかりだった。
公園は同小学校のあった場所から2キロあまりに位置し、事件の犠牲者を追悼する仮設スペースになっている。
同市在住のセレステ・イバッラさんはこの日、事件発生時にロブ小学校の3年生だった娘のオーブリエラさんを連れ、一家で公園を訪れていた。
オーブリエラさんは銃乱射事件にショックを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)とうつの症状を示しているという。
セレステさんがCNNとのインタビューで語ったところによると、公園では数十人の子どもたちが遊んだり、家族連れがピクニックを楽しんだりしていた。
一家が帰途に就こうと車に荷物を積み込んでいる時、滑り台とバスケットボールコートの間で銃撃があり、弾丸をかわそうと身をかがめる子どもたちの姿が見えた。州警察のチームがただちに出動し、園内の人々を外へ誘導したという。
セレステさんは、市内でギャングの活動はめったにみられないと語った。