ハリケーンで2人死亡、「信じられない」被害 プエルトリコ
一方、ドミニカ共和国ではハリケーンの影響で59の水道管が使えなくなり、100万人以上が断水に見舞われている。これまでに住宅少なくとも54棟の被害が報告された。
災害対策当局は19日、789人を避難させ、500人以上が29カ所の避難所に身を寄せていると説明した。
ハリケーンセンターによると、ドミニカ共和国東部では20日にかけて命を脅かす鉄砲水や都市部の洪水が予想され、北部と東部では250ミリを超す大雨の恐れがある。
フィオナは勢力を強めながら北上する見通しで、19日夜から20日未明にかけてはバハマ諸島南東部が影響を受け、20日午前にはタークス・カイコス諸島の東部も影響を受ける見通し。ハリケーンセンターは19日夕、タークス・カイコス諸島にハリケーン警報を出した。
CNNの気象専門家によると、フィオナは北上を続けた後に北東へ針路を変え、23日には大型ハリケーンとなってバミューダに接近する見通し。