フロリダ州から25歳の下院議員が誕生へ、初のZ世代 CNN予測
(CNN) 8日投開票の連邦下院選で、米フロリダ州オーランドを中心とする第10選挙区の民主党候補、マクスウェル・フロスト氏(25)の当選が確実になった。下院で初めて、1996年以降に生まれた「Z世代」の議員が誕生する。
CNNの予測によると、フロスト氏は共和党候補のカルビン・ウィンビッシュ氏を破り、上院選出馬のために辞職した民主党のバル・デミングス氏の議席を引き継ぐ見通し。
連邦下院の被選挙権が得られるのは25歳からと定められている。Z世代は今回の選挙で初めて条件を満たした。
フロスト氏は8月の党予備選で上院のサンダース、ウォーレン両議員や下院の進歩派議員連盟「プログレッシブ・コーカス」など民主党左派の支持を受け、州上院議員や2人の元連邦議会議員ら多数のライバルを破って党候補に選ばれた。
選挙戦を通して若さを前面に打ち出し、SNSへの投稿やインタビューで注目を集めた。