配送先から女児を連れ去り殺害の疑い、ドライバーを逮捕 米
(CNN) 米テキサス州フォートワース郊外に住む女児が自宅前から姿を消した事件で、米物流大手フェデックスの配送ドライバーが女児を連れ去り、殺害した容疑で逮捕された。
地元保安官が記者会見で語ったところによると、アテナ・ストランドさん(7)は11月30日に行方不明になったとの届け出があり、12月2日夜に遺体が発見された。
当局によれば、アテナさんは自宅から約180メートルの私道から連れ去られ、1時間以内に殺害されたとみられる。
警察は2日、フェデックスの配送を請け負っていた契約ドライバーのタナー・リン・ホーナー容疑者(31)がアテナさんを連れ去ったことを示す手がかりに基づき、同容疑者を拉致と殺人の疑いで逮捕した。アテナさんの自宅に荷物を届けた際の犯行とみられる。
犯行の動機は不明。アテナさんや家族との面識はなかったという。監察医がアテナさんの遺体を調べている。
アテナさんの母は3日、フェイスブックへの投稿で「娘は何の理由もなく、最低で残酷な怪物に奪われた」と悲しみと怒りをあらわにし、幼い日のアテナさんの映像を公開した。
フェデックスはCNNへの声明で「衝撃と悲しみ」を表明し、引き続き捜査に協力すると述べた。