欧州のICC加盟国、プーチン氏が訪問なら逮捕すべき 米国務長官

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ロシアのプーチン大統領=2021年、ロシア・モスクワ/Mikhail Svetlov/Getty Images

ロシアのプーチン大統領=2021年、ロシア・モスクワ/Mikhail Svetlov/Getty Images

(CNN) ブリンケン米国務長官は22日、国際刑事裁判所(ICC)に加盟する欧州のすべての国はロシアのプーチン大統領の訪問を受けた場合、逮捕すべきだとの認識を示した。

ブリンケン氏は上院歳出委員会の公聴会で共和党のリンジー・グラハム議員の質問に答え、「ICCの全加盟国は自らの義務を果たすべきだ」と述べた。

プーチン氏が米国を訪れた場合にICCに身柄を引き渡すかには触れず、米国はICCの加盟国ではないと指摘。「彼が近いうちに訪米するとは思わない」としている。

近年のプーチン氏はほとんどロシアを離れておらず、米国には2015年以降、訪問していない。

ICCは先週、ウクライナの子どもをロシアに強制移送しようとする政権の大規模な試みに関与したとして、プーチン氏に逮捕状を出した。

米国務省の支援を受ける「紛争監視団」の報告書によると、生後数カ月~17歳の子ども計6000人あまりが今回の戦争のどこかの時点でロシア国内に拘束された。ただし「子どもの総数は不明で、6000人を大幅に上回る可能性が高い」という。

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