陸軍のヘリコプター2機が訓練中に衝突、兵士9人死亡 米ケンタッキー州
(CNN) 米ケンタッキー州南西部で29日遅く、第101空挺(くうてい)師団に所属するヘリコプター2機が衝突し、当局者によると米軍の要員9人が死亡した。生存者はいなかった。
同日午後10時、テネシー州との州境近くで衝突したのは「HH60ブラックホーク」2機。フォートキャンベル基地近くで30日午前、当局者が明らかにした。同基地はフェイスブックに投稿した声明で2機について、通常の訓練任務に当たっていた際に事故が発生したと述べた。
ヘリコプターはいずれも医療救助用で、衝突時は飛行中だったものの救助訓練は行っていなかったとみられる。第101空挺師団の副司令官を務めるジョン・ルーバス准将が30日午前の会見で明らかにした。
機体は居住エリアの向かい側に位置する野原に墜落しており、上記の9人以外の死傷者は報告されていない。
第101空挺師団の報道官によると、訓練には衝突した2機を含む4機のブラックホークが参加していた。このうち1機は事故当時、燃料補給のため飛行を停止。もう1機は墜落した2機の前方を飛行していた。
オースティン国防長官は30日に声明を出し、人命が失われたことへの悲しみを表明。陸軍と協力し、兵士とその家族が必要とする措置を確実に受けられるように取り組んでいると述べた。
死者の氏名は遺族全員に死亡が通知されるまで公開されないと、ルーバス准将は説明した。