逃走中の窃盗犯、自家用ドローンで見つかり逮捕 サンフランシスコ郊外
(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の民家から現金を盗んで逃げた10代の容疑者が、自家用ドローンを飛ばしていた男性の通報をきっかけに発見され、逮捕された。
地元警察に通報があったのは5月28日午前6時半ごろ。容疑者は裏口のガラスを割って民家に侵入した。住人は玄関から逃げ出し、隣人宅に駆け込んだ。
防犯カメラの映像には、青いジャケットに黒のスエットパンツ、顔にグレーのシャツを巻き付けた服装で侵入する容疑者の姿が映っていた。
容疑者が逃走した後、住人は現金約3万ドル(約420万円)などがなくなっていると話した。
同じ日の午前10時前、約800メートル離れた家の住人から、ドローンを飛ばしている時にだれかが隠れているのを見つけたと通報があった。
警察が現場へ向かっている間に、この人物は配車サービス「ウーバー」とみられる車で逃走した。
警官らがウーバーのロゴ付きの車を見つけて制止したところ、後部座席から手配中の容疑者と同じ服を着た10代の若者が降りてきた。
車内の足元から3万ドルあまりの現金が見つかり、若者は逮捕されたという。