ホワイトハウスで「白い粉」発見、職員ら一時避難
ワシントン(CNN) 米シークレットサービス(大統領警護隊)は、ホワイトハウスで2日夕に白い粉末状の物質が発見され、職員らが一時的に避難したことを明らかにした。粉末については検査を行って詳しく調べている。
関係者によると、現場で行った検査の結果、粉末はコカインだった可能性があることが判明したものの、まだ確定はしていない。白い粉末状の物質はホワイトハウスの西棟で、チャック付きポリ袋に入った状態で見つかった。
発見場所は個々のオフィスではなく共用区域で、ツアー団体客が立ち入ることもある場所だった。
CNNはホワイトハウスと米連邦捜査局(FBI)にコメントを求めている。
シークレットサービス報道官によると、粉末状の物質は西棟の執務区画で見つかった。首都ワシントンの消防局は危険物処理班を派遣して調べた結果、粉末は有害物質ではないと判断。ホワイトハウスに入り込んだ経緯を調べている。
ホワイトハウスでは2日夕、安全を期すための閉鎖措置が講じられ、職員らが一時的に避難した。
ジョー・バイデン大統領はこの週末をキャンプデービッドで過ごしており、ホワイトハウスには4日午前に戻った。