米国防総省、ウクライナへのクラスター弾供与を発表

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米バージニア州アーリントンにある国防総省の庁舎/Tom Brenner/Bloomberg/Getty Images

米バージニア州アーリントンにある国防総省の庁舎/Tom Brenner/Bloomberg/Getty Images

(CNN) バイデン米政権は7日、ウクライナにクラスター弾を供与すると発表した。ウクライナ向けに国防総省の在庫から装備品を引き出すのは2021年8月以来、42回目になる。

政権は同日の声明で、「DPICM(二重用途改善型通常弾薬)を含む追加の火砲や砲弾」を供与する方針を表明。これについて政権が議会や同盟国、パートナー国と広く協議したことも明らかにした。

バイデン氏はこれとは別の声明で、ウクライナ支援のため最大8億ドル(約1100億円)規模に上る防衛物資・サービスの在庫引き出しを行うよう正式に指示したと明らかにした。

ロシアによる全面侵攻が昨年に始まって以降、米国はウクライナに計413億ドル以上の軍事支援を提供している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、「時宜を得た、幅広い待望の」安全保障支援に感謝すると表明した。

ゼレンスキー氏はツイッターで、米国が「ウクライナの敵に対する勝利、民主主義の独裁に対する勝利を近づける決定的な措置」を取ったことに謝意を表明。「ウクライナの防衛力の拡大は、我が国を占領から解放し、和平を手繰り寄せるために必要な手段を提供してくれるだろう」と述べた。

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