バイデン米大統領、「近く」訪越を計画 中国への対抗念頭に
(CNN) バイデン米大統領は10日までに、近くベトナムを訪問する計画を明らかにした。訪越の目的については「相互関係を変える努力の一環」とした。
ニューメキシコ州アルバカーキで開かれた選挙関連行事の代表取材によると、バイデン氏は撮影なしの質疑応答に応じ、「ベトナムが米国との関係を変え、パートナーになりたいと求めているためまもなく同国を訪れる」と述べた。
具体的な時期は伝えられていない。バイデン政権はインド太平洋地域での中国の影響力を封じ込める方途を模索している。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は「ベトナムに関して現段階で話せるような何らかの詳しい旅程などは持っていない」と記者団に説明。
その上で「米国とベトナムの関係は非常に良好であり、安全保障、外交面や経済面を含む多くの分野を通じて改善している」などと指摘した。