無許可で出発の自家用機が衝突事故、一時全便の運航停止 米ヒューストン
(CNN) 米テキサス州ヒューストンの空港で24日、自家用ジェット機2機が滑走路上で衝突する事故があり、全便の運航が一時的に停止された。
米連邦航空局(FAA)によると、現地時間の午後3時半ごろ、ヒューストンのウィリアム・P・ホビー空港の滑走路から双発機が許可なく出発し、この滑走路に着陸していた別の双発機に衝突した。
この衝突によるけが人は報告されていない。それぞれの自家用機の搭乗者数は不明。
出発したのは社用機として使われるホーカーH25B型機、到着したのはビジネス用ジェット機のセスナC510型機だった。
ホビー空港によると、両機は滑走路上を移動中に翼が接触して損傷した。
同空港は残骸を除去する間、全便の運航を停止。午後7時過ぎ、残骸の除去が終わって運航を再開したと発表した。
ホビー空港はヒューストン市街から約11キロの距離にある。
事故についてはFAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。