高校乱射事件の遺族に嫌がらせのメッセージ数百件、60代男に禁錮1年の刑 米
(CNN) 2018年に米フロリダ州パークランドの高校で起きた銃乱射事件の被害者の遺族に、嫌がらせのメッセージ数百件を送り付けたとして、カリフォルニア州在住の男(62)に禁錮1年の刑が言い渡された。
法廷文書によると、男は21年12月以降、同事件で死亡した女子生徒の父親に対し、事件にまつわる嫌がらせのメッセージを送り続けたとされる。今年3月に有罪を認めていた。
CNNの調べによると、父親は当時14歳だった娘を亡くしてから、銃規制強化を求める活動に打ち込んできた。
フロリダ州マイアミの連邦検察が23日に発表したところによれば、メッセージの内容には女子生徒の死の生々しい描写や、父親の活動をめぐる議論などが含まれていた。
連邦当局はメッセージについての通報を受けて捜査に乗り出し、カリフォルニア州にある被告の職場と自宅のインターネット上の住所「IPアドレス」を突き止めた。被告は22年7月、調べに対してメッセージを送ったことを認めていた。