結婚式の司会者、式の最中に12歳の孫を誤って銃撃 米ネブラスカ州

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ガードナー容疑者/Lancaster County Sheriff's Office

ガードナー容疑者/Lancaster County Sheriff's Office

(CNN) 米ネブラスカ州で結婚式の司会をしていた62歳の男が、式の始まりに拳銃を発砲し、誤って12歳の孫を負傷させる事件があった。

ランセスター郡保安官事務所は2日の記者会見で、同州デントンで開かれた結婚式の司会を務めたマイケル・ガードナー容疑者(62)を逮捕したことを明らかにした。ガードナー容疑者は現地時間の9月30日午後5時ごろ、招待客の注意を引くために空砲を装填(そうてん)したピエッタ製の回転式拳銃を宙に向けて撃とうとした。

銃声で全員の注目を集めて結婚式を始める狙いだった。

ところが引き金を引く際に手を滑らせて、孫の12歳少年の左肩を銃撃してしまった。

45コルト弾は空砲だったが、ガードナー容疑者は黒い粉末を薬莢(やっきょう)に詰めて接着しており、この接着剤で少年が負傷したと思われる。

少年は命に別条はなかったが、近くの病院に搬送された後、同州オマハの病院に転院した。

ガードナー容疑者は2日に自ら出頭し、誤った発砲で相手を負傷させたとして児童虐待の容疑で逮捕された。

「マイケル(ガードナー容疑者)が故意に孫を傷つけたとは思っていない。だがあまり賢い行為ではなかった」と保安官代理は述べ、事件にアルコールは関係していないようだと言い添えた。

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