「息子をスタメンに起用しなかった」、親がユースチーム監督を銃撃の疑い 米ミズーリ州

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銃撃事件が発生した現場=11日、米ミズーリ州セントルイス市のシャーマンパーク/KMOV

銃撃事件が発生した現場=11日、米ミズーリ州セントルイス市のシャーマンパーク/KMOV

(CNN) 米ミズーリ州セントルイス市で、ユースフットボールチームの監督を務める男性が銃撃されて重傷を負う事件があった。市や警察の発表によると、同チームに所属する息子が先発出場選手に起用されなかったという理由で、保護者が監督に対して何度も発砲したとされる。

市は事件を受け、今シーズンの残る試合についてこのチームを出場停止とした。

発表によると、事件が起きたのは今月10日。通報を受けて現場に駆け付けた警官が、銃撃されて重傷を負った男性を発見した。男性はユースフットボールチームの監督で、病院に搬送されて手当てを受けた。調べに対して監督は、チームに所属する選手の親が、自分の息子が先発出場選手に選ばれなかったことに腹を立てたと話しているという。銃撃された監督は丸腰だった。

この事件に関連して、ダリル・ブライアン・クレモンズ容疑者が傷害などの容疑で逮捕された。

現地の放送局によると、被害者の監督はシャキル・ラティモアさん。CNN提携局KSDKによれば、銃弾4発を浴び、1発がかすめていた。ラティモアさんは同局に「体の中にまだ銃弾の破片があって、今もその感触がある。それでも幸運なことに、こうしてまだ生きている」と話した。

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