ごみ捨て場に切断遺体、ハリウッド大物エージェントの息子逮捕 妻と義父母が不明
(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルスでごみ捨て場から切断された遺体が発見され、容疑者の男が逮捕された。警察は、行方不明になっているこの男の妻と妻の両親の捜索を続けている。
ロサンゼルス警察によると、身元不明の女性の胴体が入った袋がごみ捨て場で発見され、サミュエル・ハスケル容疑者(35)が逮捕された。同容疑者の37歳の妻と、71歳と64歳の両親は行方不明になっている。
捜査当局によれば、胴体の入った袋を調べた結果、ハスケル容疑者が妻と3人の子どもおよび妻の両親と暮らす家にたどり着いた。8日にこの家を捜索したところ、血痕などが見つかったとCNN提携局のKABCは伝えている。
ハスケル容疑者は13日に裁判所に出廷する。
ハスケル容疑者の父のサム・ハスケル氏はエミー賞を受賞したハリウッドの大物プロデューサーで、ウーピー・ゴールドバーグやジョージー・クルーニーといった俳優のエージェントを務める。
容疑者の子どもたちは家族が面倒を見ているという。
捜査当局がKABCに語ったところによると、胴体以外に遺体は見つかっておらず、胴体についてはDNA鑑定が行われている。ロサンゼルス・タイムズ紙は警察の話として、胴体はハスケル容疑者の妻のものと思われると伝えた。