渓流釣りの2人が見た「光るもの」、奇跡への第一歩だった 米
州警察によると、リームさんは6日間、雨水を飲むなどしてしのいでいたという。
現地はこの数日、最低気温が氷点下になる寒さが続いていた。
「この天候の中で生きていたのは奇跡だ」と警察は話し、リームさんは命にかかわりかねない重傷を負っていたと指摘する。
ガルシアさんによると、リームさんは2人に発見されるまで、「誰もいないのでほとんど絶望していた」と話したという。
救助を待つ間、リームさんは何度も2人にお礼を言ったとガルシアさんは話し、「あれほどの安堵(あんど)は見たことがなかった」と振り返った。
救急隊が到着した際は、橋の下の現場に機材を搬入することさえ難しかった。26日午後、州間高速道路片側の車線を通行止めにして救出作業が行われ、リームさんはヘリコプターで病院に搬送された。
治療費の支援を呼びかけるクラウドファンディングサイトによると、リームさんは骨折や脚のけがのために手術が必要になる可能性もある。