渓流釣りの2人が見た「光るもの」、奇跡への第一歩だった 米
病院によれば、27日午前現在、リームさんの容体は重いという。
リームさんは談話を発表して発見者や救助隊など関係者に謝意を表し、「どんなに厳しい状況でもトンネルの先には光がある。時にはいちばん予想しない形で」とコメントしている。
リームさんのトラックが道路から転落した経緯は不明だが、ガードレールを外れて車体が宙に浮き、川に転落して橋の下で止まったと思われる。
男性を発見したガルシアさん(左)と義理の息子のデラトーレさん/WBBM
しかし警察に事故の通報はなかったといい、通報があったとしても橋の下の残骸は見えなかった可能性があると警察は説明。もしもガルシアさんたちにあの日発見されていなければ、リームさんは助からなかったかもしれないと指摘した。
ガルシアさんは、帰ろうとしていた自分たちをトラックの方へと押しやった好奇心に幸運を感じていると語り、「奇跡だって? 自分には分からない」「でも彼を見つけることができて、ただうれしい」とコメントした。