故エプスタイン氏関連の文書、第4弾の開示
(CNN) 米富豪で性犯罪歴のある故ジェフリー・エプスタイン氏に関連する訴訟からの文書公開の第4弾が8日午前に行われた。エプスタイン氏は連邦法上の性的人身売買の罪で起訴され、公判に入る前に拘置施設で自殺した。
今回公開されたのは17の文書で、同日中には文書の公開がすべて完了する予定。先週には数千ページ分の文書が公開されていた。
文書の公開は、米国人女性バージニア・ジュフリー氏が起こした2015年の民事訴訟の一環。同氏は未成年時にエプスタイン元被告から性的虐待を受けたと主張。エプスタイン元被告の元恋人で長年の共犯者だったギレーヌ・マクスウェル被告が虐待に協力していたと訴えていた。訴訟を担当する判事が昨年12月18日、メディアによる法的な文書開示請求に応じて公開を命令していた。
文書には合計200人近い人物の氏名が含まれているとみられる。その中にはエプスタイン氏を告発した人物、有力な実業家、政治家も複数いる。
最後に公開された文書の大半は既に明らかになっている情報を含んでいる。