「声が枯れるまで叫んだ」、ゴンドラで一晩立ち往生の女性 米スキー場
(CNN) 米カリフォルニア州のスキーリゾートのゴンドラが停止し、ゴンドラに乗ったまま一晩を過ごした女性が「声が枯れるまで必死になって叫んだ」と当時の様子を振り返った。
モニカ・ラソさんはCNN提携局KCRAの取材に答え、友人とのスキー旅行を計画したが、ゴンドラで宙に浮いたまま一晩を過ごすことになるとは想像していなかったと語った。
ラソさんによれば、疲れて坂を下ることができなくなったため、従業員に近づき、ゴンドラに案内してもらったという。ゴンドラはラソさんが乗ってから2分後の午後5時ごろに停止し、空中で立ち往生するはめになった。
ラソさんによれば、電話や光るものなども持っていなかったという。
ラソさんの友達はラソさんに連絡がつかなくなったため、行方不明になったことを報告した。ゴンドラが翌朝動き始めてようやく、職員はラソさんが一晩中ゴンドラに乗っていたことに気が付いたという。
エルドラド郡保安官事務所はラソさんが発見されると、地元の消防救急隊に支援を要請した。消防救急隊の広報が明らかにした。ラソさんは検査を受けたが、搬送は拒んだという。
ゴンドラを運営しているヘブンリー・マウンテン・リゾートはCNNの取材に対し、声明で、来場者の安全と健康が最優先事項であり、今回の事案について調査を行っていると明らかにした。