ヘイリー氏、シークレットサービスに警護要請 相次ぐ脅迫で

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サウスカロライナ州での予備選を控え、同州での集会で発言するヘイリー元国連大使/Allison Joyce/AFP/Getty Images

サウスカロライナ州での予備選を控え、同州での集会で発言するヘイリー元国連大使/Allison Joyce/AFP/Getty Images

(CNN) 米大統領選の共和党指名候補を目指すヘイリー元国連大使が相次ぐ脅迫を受け、シークレットサービス(大統領警護隊)による警護を要請したことが分かった。

陣営の報道担当者がCNNに確認したが、要請した時期には言及しなかった。

ヘイリー氏はトランプ前大統領の唯一の対抗馬として指名レースに残り、選挙戦を続けている。最近、サウスカロライナ州にある同氏の自宅に2回の嫌がらせ行為があり、このうち1回は同氏の両親が在宅中だったことが報じられた。

ヘイリー氏は先週、同州コロンビアでのイベントで報道陣から警備が増強されていることについて質問を受け、「こういうことをすれば脅迫を受けるのが現実で、仕方がない」とコメント。結果として警備員が増えることに問題はないとの考えを示した。警備要員は1週間ほど前から増員されている。

シークレットサービスの警護は、国土安全保障長官が議会の諮問委員会から意見を聞いたうえで承認する。2007年5月には、当時上院議員だったオバマ元大統領に脅迫が相次いでいるとして、同氏が警護対象となった。

今回の大統領選に無所属での出馬を表明しているケネディ元大統領のおい、ロバート・ケネディ・ジュニア氏もシークレットサービスの警護を要請したが、今のところ実現していない。

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