親パレスチナの抗議デモ、反対派と衝突し15人負傷 米UCLA
(CNN) 米西部のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で4月30日夜から1日未明にかけ、抗議デモの参加者と反対派が衝突し、15人が負傷、1人が入院した。当局が1日、明らかにした。
カリフォルニア大学のドレイク学長は1日午後、声明で、カリフォルニア大学学長室は同校の措置を調査する「独立した外部審査」を命じていると述べた。
「このような審査は、当面の多くの問題に対処するのに役立つだけでなく、将来起こりうる出来事の指針にもなる」と述べた。
学長室はUCLAに今回の出来事についての詳細な説明を求めたという。
UCLAのブロック総長はこの暴力事件に関して「徹底的な調査」を行なっており、「逮捕者、退学者、解雇者が出る可能性がある」と説明した。同校のセキュリティーに関する手続きも見直しているという。
ロサンゼルス消防局がCNNに語ったところによると、20代の男性が30日夜に頭部を負傷し病院に搬送されたが、容体は不明だという。