米イエローストーン国立公園、熱水性爆発で一部閉鎖

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熱水性の爆発で破壊されたイエローストーン国立公園の遊歩道/National Park Service

熱水性の爆発で破壊されたイエローストーン国立公園の遊歩道/National Park Service

(CNN) 米イエローストーン国立公園のくぼ地「ビスケット・ベイスン」で23日午前に熱水性の爆発が起き、周辺区域が一時的に閉鎖された。

公園がX(旧ツイッター)上で発表した。園内の代表的な間欠泉「オールド・フェイスフル・ガイザー」から3キロあまり北西に位置するビスケット・ベイスンとその駐車場、遊歩道が、安全上の理由で閉鎖されている。

爆発はビスケット・ベイスンの熱水泉「サファイア・プール」で午前10時ごろに発生した。けが人は報告されていない。当局が被害の規模を調べている。

米地質調査所(USGS)によると、熱水性爆発は地下の浅い部分にたまった高温の液体が圧力の急激な低下によって気化した時に起き、熱水や水蒸気、泥、岩石片などが噴出される。

ビスケット・ベイスンでは2009年に同様の爆発が起き、今年4月には園内の別の場所で小規模な爆発が観測された。

監視データによると、イエローストーン周辺の火山活動に異変はなく、噴火の兆候はみられないという。

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