米大統領討論会 「中身」はトランプ氏、「弁舌」はハリス氏が勝利とケネディ氏

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(CNN) 今秋の米大統領選に無所属で出馬していたロバート・ケネディ・ジュニア氏は11日、FOXニュースのインタビューに答え、前日行われた大統領討論会について、自身が支持を表明した共和党候補のトランプ前大統領が勝利したとの見解を明らかにした。ただ民主党候補のハリス副大統領に対しては「本人の弁舌、上品さ、構成、準備の観点では明白に勝利した」との認識を示した。

その上で、討論会の結果を受けてトランプ氏の支持率は今後の世論調査で低下する可能性があるとも予測した。

「中身で言えば、トランプ大統領が自身の統治力という観点で勝利していると思う」「しかし彼はそうした話を口にしなかった」(ケネディ氏)

ケネディ氏は討論会での経済政策にまつわるやり取りに焦点を当て、トランプ氏が「尋常ではないチャンスの逃し方」をしたと指摘。トランプ氏としてはインフレが進んだ影響をもっと強調するべきだったが、「気を散らされる」格好になったと振り返った。

「彼(トランプ氏)が気を散らされたのは残念に思う。本人は大統領就任に向けた完璧な論拠を用意していただろうから。しかしそれを米国の一般市民に順序立てて説明することは出来なかった」(ケネディ氏)

ケネディ氏は討論会を受けての世論調査について、特に無党派層の間でトランプ氏に対する若干の支持低下が起きると予想。それでも政策の面で、トランプ氏の方が優れた候補者だという自らの考えに変わりはないと強調した。

「私が聴いていたのは討論の中身だ。中身という点ではトランプ氏の勝ちだ」(ケネディ氏)

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