「突然銃声が聞こえた」 トランプ氏が暗殺未遂事件を振り返る

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トランプ氏が自らを狙ったとみられる暗殺未遂事件の詳細を初めて振り返った/Mario Tama/Getty Images

トランプ氏が自らを狙ったとみられる暗殺未遂事件の詳細を初めて振り返った/Mario Tama/Getty Images

(CNN) 米国のトランプ前大統領は16日、前日に自身が標的となったとみられる暗殺未遂を事件後初めて振り返り、大統領警護隊(シークレットサービス)やその他の法執行機関、容疑者の逮捕につながった写真を撮影した目撃者らを称賛した。

パームビーチ郡の保安官によれば、シークレットサービスは事件のあった15日、容疑者に向けて発砲していた。容疑者はトランプ氏から約450メートル以内にいた。ライアン・ウェズリー・ラウス容疑者は、重罪の前科がありながら銃器を所持していた容疑とシリアルナンバーが消された銃器を所持していた容疑の2件で起訴された。

トランプ氏はSNSで、「私は何人かの友人とゴルフをしていた。それは日曜日の朝で、とても穏やかで、とても美しい天気だった。何もかもが美しく、とても素敵な場所だった。そして、突然、銃声が聞こえた。おそらく、4発か5発だった。銃弾のような音だった」と振り返った。

トランプ氏によれば、自分では何が起きたのか分からなかったが、シークレットサービスの要員がすぐにトランプ氏をつかんだ。そのとき、おそらく友人のスティーブ・ウィトコフ氏にもつかまれたという。

そこで、みんなで集団でいて、カートに乗り込み、すぐに移動した。シークレットサービスの要員が一緒にいたが、素晴らしい仕事をしたとたたえた。「最後のパットを沈めたかったが、ここから抜け出そうということになった」という。

トランプ氏は、シークレットサービスの要員が茂みから銃身が出ていることに気が付いたときの出来事も振り返った。

トランプ氏によれば、シークレットサービスの要員は銃身や茂みに向かって発砲を始めた。銃身が見えただけだったが、この要員は発砲を開始し、容疑者に向かって走り、さらに発砲したという。

トランプ氏は容疑者の逮捕につながった目撃者も称賛した。

トランプ氏は目撃者について「この民間人は素晴らしい仕事をした」とたたえた。こうした状況で何人の人間が容疑者を追い、その車両の後部を撮影する知力があるだろうかと述べ、こうして撮影されたナンバープレートが鍵となり、車両の特定につながったと語った。

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