副大統領候補討論会、握手で始まる
(CNN) 11月の米大統領選で、民主党の副大統領候補ティム・ウォルズ・ミネソタ州知事と、共和党の副大統領候補J・D・バンス上院議員による討論会が1日(日本時間2日)、CBSニュースの主催で開催される。
今年の大統領選では副大統領候補による討論会は今回が最初で最後。討論会はニューヨーク市で行われ、会場に観客は入らない。
討論会の冒頭で、ウォルズ氏とバンス氏は握手を交わした。
今回の討論会では、それぞれの政界での経歴をはじめ、人工妊娠中絶や軍歴、米国内を襲っているハリケーン被害、中東情勢などをめぐり議論が戦わされるとみられる。
両候補は人工妊娠中絶に対し、意見が割れている。民主党は人工妊娠中絶を女性や若者の投票意欲を高め、激戦州で有権者を獲得するうえで重要だと考えている。一方、バンス氏はトランプ前大統領と人工妊娠中絶に関して、意見がそろわないこともあった。
過去の実績が何かを示すのであれば、バンス氏はウォルズ氏の軍歴について激しく責め立てるとみられる。バンス氏はウォルズ氏について、経歴を誇張したなどと批判している。