米、イスラエルに迎撃システムTHAAD配備 米兵約100人派遣

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米軍のTHAAD発射区域=2019年3月4日、イスラエル/Staff Sgt. Cory D. Payne/US Air Force/File

米軍のTHAAD発射区域=2019年3月4日、イスラエル/Staff Sgt. Cory D. Payne/US Air Force/File

(CNN) 米国防総省は13日、イスラエルに高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD<サード>)を配備して、米軍が運用に当たると発表した。イランによる前例のない攻撃を受け、イスラエルの防空能力強化を支援するとしている。

米国がイスラエルにTHAADを配備するのは今回が初めてではなく、2019年にも演習目的で配備していた。しかしイスラエルとイランの緊張が高まり、衝突のエスカレートが懸念される中で、米兵のイスラエル派遣は目を引く。

米国防当局者によると、THAAD運用のために米兵約100人をイスラエルに配備する。米軍がイスラエル国内に展開するのは異例だが、ミサイル迎撃システムの運用人員としては一般的だという。

THAADは弾道ミサイルの迎撃を想定したシステムで、もしイランがイスラエルに対する報復攻撃に出た場合、イスラエルの防衛強化の役に立つ。

イランによる10月1日のイスラエル攻撃を受け、米国はイスラエルと対応を協議していた。

米軍は昨年10月7日以来、中東でのプレゼンスを大幅に強化している。

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