ハリス氏、大統領選敗北を認める演説 若者に「大丈夫」とメッセージ
(CNN) 米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は6日、選挙でのトランプ前大統領への敗北を認める演説を行い、特に若い支持者に慰めの言葉を掛けた。
ハリス氏は「これを見ている若い皆さんへ」と語りかけ、「悲しみと失意を感じるのは良いが、どうか大丈夫だと知ってほしい」と諭した。
さらに「私はよく言っているのだが、闘うときは勝利する。だが、ここで覚えておく必要があるのは、闘いには時間がかかる場合があるということだ。時間がかかるからといって勝利が届かないという意味ではない」と説いた。
そのうえで「重要なのは、諦めてはならないということ。世界をより良い場所にする試みをやめてはならない」と強調。「あなた方にはパワーがある」と呼び掛けた。
また「自由と機会、公平、すべての人の尊厳」を求める闘いを断固として続けると表明し、「この選挙の敗北は認めるが、選挙戦の原動力となった闘いを諦めるわけではない」と語った。
「米国民が夢や野心、目標を追及できる未来への闘い、米国の女性が自分の体のことを自分で決定し、政府から指図されない自由を持つ未来を求める闘いを決して諦めない。学校や通りを銃暴力から守る闘いを決して諦めない」とも表明した。