米メタ、トランプ氏の就任資金に1.5億円寄付 対立関係から一転

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米SNS大手メタは12日までに、トランプ次期大統領の就任に向けた資金として100万ドル(約1.5億円)を寄付した/Manuel Orbegozo/Reuters

米SNS大手メタは12日までに、トランプ次期大統領の就任に向けた資金として100万ドル(約1.5億円)を寄付した/Manuel Orbegozo/Reuters

ニューヨーク(CNN) フェイスブックやインスタグラムを運営する米SNS大手メタは12日までに、トランプ次期大統領の就任に向けた資金として100万ドル(約1.5億円)寄付したことをCNNに確認した。

メタは2021年1月の議会襲撃事件を受け、同社のSNSでトランプ氏のアカウントを凍結するなど、同氏と対立関係にあった。

しかし、メタのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先月の大統領選前からトランプ氏に接近。7月に起きた同氏の暗殺未遂事件では、立ち上がってこぶしを上げた姿が「これまでの人生で見たこともないほどかっこよかった」と発言した。

米IT業界ではアップルのクックCEOやグーグルのピチャイCEO、アマゾンのジャシーCEOらも、大統領選前からトランプ氏との関係構築を図っていた。

トランプ氏のほうも、20年大統領選での敗北はIT大手各社のせいだと非難していた立場から、関係改善を歓迎する姿勢に転じている。

トランプ氏は3月の時点でフェイスブックを「国民の敵」と呼び、メタ株の下落を招いた。7月にはザッカーバーグ氏のような「選挙詐欺師」を投獄すると脅し、敵意をあらわにしていた。

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