カナダと米国の国境で男が警備員を銃撃 国境封鎖、男は死亡
(CNN) カナダと米国の西部を隔てる国境検問所で16日午後、カナダの国境警備員が米国側から来た男に銃で撃たれる事件があり、この地点の国境が通行止めになった。カナダの警察によると、男は現場で死亡が確認された。
現場はカナダのブリティッシュコロンビア州と米ワシントン州ブレーンを隔てる検問所。ワシントン州のナンバープレートが付いた車でカナダに入国しようとした男が、検問所内にいた国境警備員に発砲した。警備員は空路病院に搬送されたが、容体は不明
男は現場で死亡が確認された。警察は、自分を銃で撃って自殺を図ったとみて調べている。16日午後の時点で身元は分かっていない。
カナダ当局はこの地点の国境を封鎖し、通行車両には別のルートを使うよう指示した。カナダ側では約60台の車両が足止めされている。
目撃者によると、現場には救急車や警察車両が何台も駆け付け、銃を構えた国境警備員十数人が1台の白いワゴン車を取り囲んでいたという。2発の銃声が聞こえたという証言もある。