スウェーデンのマデレーン王女、米国人金融マンと婚約発表
(CNN) スウェーデン王室は25日、マデレーン王女(30)と米国人男性クリストファー・オニール氏(38)との婚約を発表した。
王女はオニール氏のことを「とても気の合う相手」で、自分の心を開いてくれた存在だと述べた。王女は以前にも婚約したことがあるが2010年に破談。一部報道では相手の男性の浮気が原因とされている。
現在、王女とオニール氏はともにニューヨークに住んでいる。婚約発表に伴い王室が公開した王女のインタビューによれば、2人は友人の紹介で知り合い、親しい友人という関係からスタートした。ユーモアのセンスも同じで、一緒にいるととても楽しいという。
「彼は温かい人柄とすばらしいユーモアの持ち主。とても大きな心で周囲の人すべてを幸せな気持ちにしてくれる」と王女は語っている。
先に恋に落ちたのはオニール氏の方だったようだ。同氏は「出会ってすぐに特別なものを感じた」と語っている。
プロポーズは今月初め。「とてもロマンティックで親密な」ものだったというが、詳細については公表されていない。
オニール氏はロンドン生まれの38歳。米英の二重国籍を持つ。スイスの寄宿学校で教育を受け、ニューヨークのコロンビア大学経営大学院で経営学修士(MBA)の学位を取った。金融業界で16年間のキャリアがあり、現在はヘッジファンド「ノスター・キャピタル」の共同経営者だ。
マデレーン王女はグスタフ国王とシルビア王妃の末子で、王位継承順位は第4位。当面はニューヨークでの生活を続けるという。