香港で1億円超相当の密輸象牙を押収
香港(CNN) 香港当局は16日、アフリカから密輸された約140万ドル(約1.1億円)相当の象牙を押収したと発表した。香港での密輸象牙の押収量としては、過去1カ月で2番目に大きい規模となる。
香港の税関当局は15日、タンザニアから発送された「ヒマワリの種」と表記されたコンテナから1330キロの象牙を発見した。押収された象牙は569本で、種が入った数百の袋で隠すようにコンテナの奥深くに詰められていた。
香港政府によると、現在、税関当局がこの事件の捜査を行っており、「密輸シンジケートのメンバー」の行方を追っているという。
香港では先月も、タンザニアとケニアから発送された2つの輸送コンテナから象牙1209本と多数の象牙の装飾品が発見された。これは約340万ドル分に相当し、香港における過去最大規模の押収量だった。
この事件では、香港の住民1人を含む7人が中国当局に逮捕された。