17歳妻と4日間で離婚、通告は携帯メール 批判噴出 インドネシア
ガルットではアセング氏の辞任を求めて連日デモが発生。アセング氏は3日、報道陣の前で「イスラム法で許されているとはいえ、もし私が間違ったことをしたとすれば謝罪する」と語ったが、自分の主張は曲げなかった。弁護士は、詐欺と脅迫の疑いでファニさん一家を告訴する意向だとしている。
ファニさん側は、アセング氏がファニさんを大学に行かせるという約束も破ったと主張しているのに対し、アセング氏側は、学費などとして4300万ルピア(約37万円)を渡し、ファニさんの家族にも和解に同意したにもかかわらず、さらに金銭を要求されたと主張している。
インドネシアのユドヨノ大統領は内務省に対し、アセング氏を呼び出してこの問題について調査するよう指示した。ガルットの議会も5日、特別委員会を設置して調査に乗り出すことを決めた。