激動の1年を過ごした中国 2013年はどんな年に?

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米国から台湾への武器輸出など米中間の関係の変化に注目が集まる

米国から台湾への武器輸出など米中間の関係の変化に注目が集まる

香港(CNN) 未来の出来事を予測するのは非常に難しい。重慶市党委書記で将来を嘱望されていた薄熙来氏の驚くような失脚劇や、盲目の人権活動家、陳光誠氏の自宅軟禁からの脱出を予測できた人はいただろうか。

しかし、未来の出来事の予測は、ジャーナリストにとり、今後の大きな流れを予測するためにも有益だ。そして、以下の5つが、2013年の中国に関して予想される重要な出来事だろう。

米国と中国の緊張関係

米国は中国の軍事力の増強や経済力の拡大を警戒し、中国はオバマ米大統領のアジア重視への転換や米中貿易についてのより強硬な発言を警戒しているが、2013年にはこの2つの大国の間にはより喫緊の摩擦要因が浮上しそうだ。

北京外国語大学のシェー・タオ教授(政治学)は注目すべき事柄として、オバマ大統領が1月に台湾への武器輸出に踏み切るのか、米国のシリア問題解決への努力を中国が妨害し続けるのか、そして、イラン問題の3つを挙げている。

同教授は、2国間で平和的な協力が行われるというような楽観的な見通しはしていないものの、長期的な米中関係については楽観視していると語った。

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