政府系民兵組織の拠点で自爆テロ、死者30人超 シリア中部
(CNN) 内戦状態に陥っているシリアの中部ハマで21日、車を使った自爆テロがあり、政府系民兵組織のメンバー少なくとも30人が死亡した。反体制派組織のシリア人権監視機構などが明らかにした。
爆発が起きたのは、民兵組織の拠点となっていた古いじゅうたん工場の前。シリア人権監視機構が病院関係者の話として伝えたところによると、この爆発で民間人も死亡したとみられ、死者数は50人以上に増える可能性がある。さらに数十人が負傷したという。国営シリア・アラブ通信は死者30人、負傷者50人余りと報じている。
シリア人権監視機構はこの日、ダマスカス郊外のドゥマルでも大きな爆発があったと伝えていた。同じく車爆弾による爆発とみられるが、死傷者数は明らかになっていない。