中国の航空3社に偽の脅迫 深セン行きの5機に影響
北京(CNN) 中国国営新華社通信によると、同国の航空会社3社に15日、爆破を予告する偽の脅迫があり、南部・深セン行きの国内便5機に変更や遅れなどの影響が出た。
深セン航空によると、南京発の1機が脅迫を受けて引き返し、西安発の1機は行き先を桂林に変更。北京発の残る1機は、警察による乗客の聴取で出発が遅れた。
吉祥航空が運航する上海発の便はいったん上海へ引き返し、機体や乗客、荷物を検査した後、別の機体で出発した。
中国東方航空では蘭州発、西安経由で深センへ向かう便が脅迫を受けた。最終的に異常なしと判断されたものの、西安を出発するのが2時間以上遅れたという。
新華社通信は、警察が捜査を開始したと伝えている。