駐ベネズエラ米大使館職員2人が撃たれ負傷 ストリップクラブか
カラカス(CNN) ベネズエラの首都カラカスで28日、米大使館職員2人が銃で撃たれて負傷した。現場はストリップクラブだったとの情報がある。
米国務省は職員の命に別条はないと発表したが、2人の氏名など詳細は明らかにしていない。担当医によると、1人は腹部と脚、もう1人も腹部を撃たれたという。
警察の報道官によると、現場はショッピングセンターの地下にあるクラブ。警官らが店内を捜索したが、報道陣の取材には応じなかった。
建物の警備員は、この店がストリップクラブだと話した。ドアの外には禁煙や武器持ち込み禁止の言葉とともに、「カップルや女性だけの入店、30歳未満はお断り」との表示がある。入り口付近の壁に、露出度の高い衣装で踊る女性の絵が張ってある。
国務省の報道官は同日午後の会見で、銃撃現場は「社交の場」だったと述べ、「ストリップクラブだったのか」との質問には「どんな場所だったかについては全く情報がない」と答えた。