パリ郊外で列車事故 少なくとも6人死亡
(CNN) フランスのパリ近郊で12日午後、列車の脱線事故が発生し、少なくとも6人が死亡、22人が負傷した。事故後、現場を訪れたフランスのオランド大統領が述べた。
脱線したのは、パリから中部リモージュに向かっていた列車で、通過駅のブレティニ・スール・オルジュ駅を通過中に脱線した。事故当時、列車には約370人が乗っていた。
フランス国有鉄道(SNCF)は、脱線の原因は不明だが、あくまで事故だとしている。
SNCFによると、列車の後ろ4両が脱線し、そのうち1両は線路上に横倒しになっているという。また地元テレビ局が流した写真を見ると、列車の一部が駅のホームに乗り上げているのが分かる。
自身もこの路線を利用したことがあるというオランド大統領は、司法調査、SNCFの内部調査、運輸省による調査の3つの調査を実施すると発表した。