カンヌの宝石強奪、被害額は130億円以上
カンヌ(CNN) フランス南部の保養地カンヌで28日に起きた宝石強奪事件の被害総額は当初の推定を大幅に上回り、1億3600万ドル(約133億円)に上ることが分かった。地元検察幹部が29日、CNNに語った。
被害額については当初、匿名の地元警察当局者がCNNの取材に対し、約5300万ドル相当との見方を伝えていた。
検察幹部によると、犯人は28日午前、同市内のホテルで開催されていた宝石展示会を襲った。半自動式けん銃で主催者や来場者を脅し、宝石を奪って逃走したという。負傷者は出ていない。
宝石は8月末まで展示される予定だった。
カンヌでは今年5月、国際映画祭の期間中にも宝石が盗まれる事件が相次いだ。