スイスで列車が正面衝突、負傷者40人以上
(CNN) スイス当局者らによると、同国西部で29日午後6時45分(日本時間30日午前1時45分)ごろ、列車が正面衝突して数十人が負傷した。
警察によると、一方の列車の運転士の安否が不明。捜索チームが押しつぶされた運転室に入ろうと作業を急いでいる。
スイス国鉄の報道担当者はCNNに、少なくとも40人が負傷し、うち5人が重傷を負ったと語った。
衝突が起きたのは西部のパイェルヌとローザンヌを結ぶ路線上で、パイェルヌから南へ約8キロ離れたグランジ・プレ・マルナンという村。中間地点ムードンとパイェルヌの間で列車の運行が停止している。
現場には救急隊員や消防士、警官らが出動し、ヘリコプターによる救助作業も続いている。衝突の原因は調査中。同当局者は「今のところ、原因についての情報は何もない」と述べた。