車爆弾事件で拘束の米国人が獄中死、自殺か エジプト
(CNN) エジプト当局によると、同国北部のスエズ運河沿いの都市イスマイリアの警察署で13日、車爆弾事件に関与した疑いで拘束されていた米国人男性が死亡した。
男性は署内のトイレで、靴ひもとベルトを使って首をつっているのが見つかった。当局は自殺の可能性があるとみて調べている。
男性は8月27日、シナイ半島北部の警察署前で車に仕掛けた爆弾が爆発した事件で拘束された。コンピューター一台と、複数の重要施設の地図を持っていたという。この日に拘束期間を30日延長されたばかりだった。
エジプト内務省によれば、米副領事が面会に訪れ、処遇に問題がないことを確認していた。首都カイロの米大使館も、拘束中の男性と「定期的に連絡を取っていた」としている。