福島県沖で地震 一時津波注意報も
(CNN) 26日午前2時10分ごろ、福島県沖を震源とする地震があった。米地質調査所(USGS)によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.1と推定される。震源地は東京の東北東約475キロで、震源の深さは約10キロ。
気象庁は、福島県を含む沿岸部に津波注意報を発表し、住民に海岸から離れるよう警告したが、間もなくすべての津波注意報を解除した。
同庁によると、沿岸部の一部で海面がわずかに変化する可能性はあるが、津波による被害の心配はないという。太平洋津波警報センター(PTWC)も太平洋地域に広範囲の津波の脅威はないとしている。
2011年3月のM9.0の地震ではその後津波も発生。1万5000人以上が死亡し、福島県内の原子力発電所なども被害を受けた。震災に関連する被害総額は約30兆円と推計されている。