モザンビーク航空機が墜落、乗客乗員34人死亡か ナミビア
ナミビア・ウィントフーク(CNN) アフリカ南部ナミビアの民間航空行政当局者は11月30日、同国北東部で29日、モザンビーク航空の旅客機TM470便が墜落、搭乗の乗客、乗員全員が死亡したと発表した。
同航空は墜落の事実を確認していないが、消息を絶っていたことは認めた。声明で、乗客は28人、乗員は6人と報告した。同便は、モザンビークの首都マプトからアンゴラへ向かっていたという。
ナミビアの民間航空行政当局によると、墜落現場は遠隔地にある野生動物の観察などが出来るブワブワタ公園内で、アンゴラとの国境に近い。
同便は高度3万8000フィート(約1万1582メートル)付近で失速し、急速な落下を始めた。レーダー上で、1秒当たり約30メートル落下するのが確認されたという。海抜約914メートルの高さで機影がレーダーから消えていた。
ナミビア当局は警察のヘリコプターを墜落現場に派遣した。飛行記録装置や操縦室音声記録装置の回収に当たり、墜落原因を解明する。