政府軍ヘリが反体制派地区を爆撃、83人死亡 シリア
(CNN) シリア反体制派の「地域調整委員会(LCC)」は16日までに、同国北部アレッポで、政府軍のヘリコプターによる空爆があり、少なくとも83人が死亡、50人以上が負傷したと発表した。
反体制派を支持する市内12の地区が15日、ヘリコプターによる空爆を受けたという。
LCCによると、同日のシリア全土の死者は135人に上った。
国連の推計によると、シリアでは2011年3月以降、10万人以上が死亡。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは先週、シリア国外に脱出した人数が230万人超、国内の避難民が425万人に上るとの報告書を発表している。